炭火割烹 蔓ききょう

今年最初のデザウマは2017年から連続で食べログの百名店とブロンズ賞を受けている炭火割烹で、滋賀の山と湖と畑で捕れたものを美味しく食べさせる事で有名な蔓(つる)ききょうです。コロナ禍でなかなか会えなかった京都造形芸大(現京都芸術大)の教師仲間だったNさんご夫妻と2年ぶりの食事会に滋賀の瀬田に来ました。

東海道本線の石山駅に着きました。ここで車でピックアップしてもらいます。

到着しました。蔓(つる)ききょうは築100年の呉服店の蔵を改装した店です。

焼き板壁に和造りタイルのスキっとした入口。

一階のカウンター席です。すでにお客さんが入っていたので写真はお店のサイトから。

二階席に通されました。この写真もお店のサイトからです。右の座敷に座ります。

何はともあれ2年ぶりのカンパ~イ。

突き出しはえび芋と加賀レンコンの炊合せ。まずは野菜の味と出汁の味をどうぞというところでしょうか。

近江のブランド淡海地鶏の刺身盛り。

上のネギ生姜の上の小鉢は白肝です。まずこれを食べてビックリしました。このデザウマを書き始めた2009年に紹介した焼き鳥屋で大正時代創業の都内新富町の「さくら屋」と同等以上のウマさです。

手前から淡海地鶏のもも肉たたきとズリ刺し、その後ろがむね肉たたきです。地鶏の味が豊かです。

次に出て来るものに合わせて日本酒に変わります。Nさんおすすめの上原酒造「不老泉(ふろうせん)」。

焼き魚は琵琶湖のもろこ。こんな丸々とした大ぶりのもろこは初めてです。

滋賀の原木椎茸の手割りてんぷら。

黒毛和牛のすじ煮込み。

焼野菜盛り合わせ真ん中の細長くて黒いのは黒キャベツ。焦げたように見えるけど旨味のある甘い味。カボチャの横の茶色のラグビーボールのようなものは芋ではなくて北アメリカ北西部原産のマメ科のアピオス。どれもしっかりと素材の味が濃いです。

これがアピオスです。ほっこりしていますが確かに豆です。

ここで赤ワイン。

滋賀の鹿モモ肉ローストは岩塩と粒マスタードとワサビで。

鹿レバーのパテとパン。

大ぶりの焼き銀杏。

ご飯ものは焼きおにぎりや卵かけごを頂いて。

デザートは中ほどで飲んでいた不老泉の酒粕で作ったアイス最中。

良く食べ、よく飲み、よくしゃべった食事会になりました。

炭火割烹 蔓ききょう

滋賀県大津市瀬田2-2-1

050-5868-4722

11:30~14:00 17:30~22:00

定休 水・第1・3・5火曜日

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