ミズノドライビングシューズ BARECLUTCH (ベアクラッチ)

マツダとミズノは共同開発のドライビングシューズBARECLUTCH(ベアクラッチ)を今年9月に発売しました。かかとを軸にアクセルとブレーキワークをする右足と踏ん張る左足の靴が通常の歩行目的の靴と全く同じで良いわけはありません。そこに眼を付けて製品化しました。


アウトソールのかかと部分に丸みを持たせて床面との設置面積を増やして安定感を向上させ、ペダルの踏み替えとペダルの踏み込み性を向上させています。ただ、今の車はAT車ばかりで世界共通で、右足によるアクセルブレーキ操作だけなので、ソールデザインが左右一緒という理由付けは分かりません。左足はむしろ踏ん張る表現が欲しかった気がします。

サイズは24.5cm~28.0cm(EE)。

これまでにもドライビングシューズはありました。F1パイロットのシューズはヨーロッパのディアドラなどが有名ですが、マラソンのシューズ同様にワンレースに一足の使い切りでした。
写真はディアドラの今は亡きアイルトンセナのシューズです。セナ足と呼ばれたほどアクセル・ブレーキを踏む回数が多く、当時はクラッチペダルがあったのでセナも靴へのこだわりが強かったようです。

そんなセナが一時期ミズノのシューズを履いていたことがあります。1991年の東京世界陸上でミズノのシューズを履いたカール・ルイスが100mで世界記録をマークした場面をセナがテレビで観たことがきっかけだったそうです。
マクラーレン時代のセナがミズノのランバートドライビングシューズを履いている珍しい写真です。

今回のドライビングシューズは、自動車メーカーであるマツダと総合スポーツメーカーであるミズノの技術を結集して開発されたもの。


我々が日常に使うドライビングシューズは運転がしやすくて歩きやすくてビジネスシーンにも使えて丈夫という条件がつきます。スーツ姿で100km以上の距離を車で相手の会社まで走って打ち合わせを終えてまた車を運転して帰ってくるという事をしている私なんかは真剣に欲しい一足です。

ベアクラッチ[ユニセックス]12000円(税込み)

 

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