いよいよ登場する空飛ぶタクシー

2017年にデザウマで取り上げた都市交通を劇的に変化させるeVTOL(電動垂直離着陸機)がいよいよ現実です。
いくつかの中で知名度上昇中なのが米Joby Aviationです。NYでの株式公開やトヨタとのパートナーシップなど、世界の注目を集めています。


トヨタやANA、Uberなどパートナーシップを拡大して機体の量産化とサービス拡大を見据えた事業計画が進行中です。

Jobyの飛行実証は大詰めで機体の安全性などについて2022年中に許認可を得て量産化、サービス開始は2024年。
一方の前回デザウマで紹介したドイツ製のLilium Jetも飛行試験に成功した後、2025年のエアタクシー営業開始を目指しています。

このリリウム・ジェットが他と異なるのは外観にプロペラの見えない、36個のダクト式電動ジェットファンを搭載したスマートな姿です。

電動ジェットファンの吹き出し穴が見えているのでこれは機体の後ろ姿です。

航続距離は300kmを予定。ロサンゼルス-サンタバーバラ間の130kmを30分以内で。ミュンヘン-フランクフルト間の300kmを1時間程度で移動できるそうです。

大阪では大阪万博での空中タクシーサービスの開始に向けて各種団体や企業などが「大阪ラウンドテーブル」を組織織して日本のSkyDriveやドイツのVolocopterなど数社が大阪ラウンドテーブルへ加わりUAM(Urban AirMobility)の提供を目指しています。

ドイツのVolocopterのデモ動画。

 

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