ホンダの空飛ぶクルマは8つのプロペラ

11月14日のデザウマで米大陸横断ホンダジェット2600を紹介したばかりですが今度はホンダが新しい都市間移動エアモビリティを発表しました。

HONDAのeVTOLは電動モーターとガスタービンを組み合わせたハイブリッド方式の都市間移動(400km以内)モビリティシステムを9年後の2030年に北米での事業化をめざすと発表しました。

eVTOLを手掛ける企業の多くはバッテリーを動力源として開発を進めていますがバッテリー駆動では航続距離が100kmほどなので用途が限られます。HONDAはガスタービンで発電した電力をバッテリーに蓄えるハイブリッドとなるため、荷物を持った大人4人が搭乗して、時速270km以上で航続距離が400kmまで伸びます。

HONDAのeVTOLのイメージ動画。

Honda eVTOLで実現するモビリティエコシステム(出典:ホンダ/YouTube)

eVTOL」は8つのプロペラが特徴の乗り物です。 ガスタービンで電気を作りながら飛ぶために航続距離は400kmで都市間の移動ができます。直線距離ならほぼ東京~大阪間。

ホンダジェットで航空機産業に実績のあるHONDAなら9年後の稼働開始はそんなにハードルは高くないと思います。

これが搭載されるHONDAガスタービンエンジン。

風洞実験中の機体。

なかなか実現しなかった空飛ぶ車ですが電動モータのドローンが出現して娯楽用から産業用に進化していく中でようやく人が乗れる実用ドローンの時代が始まりました。

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