京都嵐山の竹林の小径と京料理の松籟庵(しょうらいあん)

急な用事でデザウマつゆこNYC特派員がコロナ禍の中、関空に到着して14日間の隔離を終えて、今回の来日の用事がほぼ終わったので何処か静かで落ち着いたところでゆったりとお昼をという事で、空いている京都嵐山に来ました。

駅のホームの分別ゴミ箱が京都です。ベンチは阪急電車の車輪仕様のようです。

阪急嵐山駅から北西へ5分歩いて渡月橋に着きました。着物姿の女性のおかげで絵になります。

橋を渡って桂川沿いを上って行きます。

保津川下り着船場を過ぎてもう少し歩きます。この辺なら大丈夫だろうとマスクを外すと緑の気持ちの良い空気です。

嵐山の駅から18分の散歩感覚で京料理の松籟庵(しょうらいあん)に到着です。

と思ったらまだ石畳の道が続きます。

やっと到着です。松籟庵は終戦時の内閣総理大臣、近衛文麿の別邸を保存し営業している京料理屋です。

今はコロナ禍で京都も緊急事態措置のお昼だけ営業で11時30分、1時30分、3時30分の予約客だけ。

今日の食事の部屋です。窓の外は桂川。

マスクを直置きにしなくても良いように紙ケースがあります。

まずはノンアルで乾杯。

今日のお料理です。

先付けの食前酒は梅酒と書いてありましたが今はアルコールは出せないのでジンジャエールでとありますが、ここは炭酸ではなく、梅酒のノンアルの方が良かったかと。気になって日本酒のノンアルってあるのか調べたらありました。

盛りだくさんな八寸。

鮎がボケましたが骨まで食べられるサイズで焼き過ぎないギリギリの美味しい焼き加減。

分厚い生湯葉の味は出汁に負けない濃い目です。

樋湯葉の揚げ物。抹茶塩付き。

生麩のグラタン。

湯豆腐はお代わりOKなので私はしました。

和牛ヘレのミニステーキ九条葱添え。

三切れですがなかなか美味しい肉です。

ご飯と香の物、ちりめん山椒と揚げ出し豆腐。

デザートは葛胡麻豆腐のような甘みを抑えた上品なものでした。

今日頂いた松風コースは6,380円(税込)でした。

2014年から始まった週一の大学講義の間にいつでも行けると思っていた竹林の小径ですが、アジアの観光客の大混雑が嫌で結局行けませんでした。でも今はコロナ禍でガラガラと聞いていたので帰りに通ってみました。人はいますが5分待ったらこんな写真が撮れるほど空いています。源氏物語の時代から変わらぬ視界を楽しみます。

松籟庵(しょうらいあん)

京都市右京区嵯峨亀ノ尾町官有地内

075-861-0123

11:00~17:00 (金・土・日・祝 11:00~20:00 )(夕方以降は前日午後5時までの予約制)

年中無休(年末年始は休業)

※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日等が記載と異なる場合があり、店舗への確認が必要。

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