デザウマ久々のできちゃった料理は魚の煮付け。

速いもので当初はそんなに溜まる事はないだろうと思っていたこの「男のできちゃった料理」も今回でサイトの引っ越し前で149回。引っ越し後で5回の計154回目になりました。その中で避けて通って来た料理が魚の煮付けでした。ですがこんな本を手に入れたのでつくってみます。


「この経験や勘に頼らずに」と言うのが気に入りました。一つまみとかヒタヒタなどと言う中途半端な”量”の表現に嫌気がさしていた私にはピッタリの料理本です。

早速煮付けのページを開きます。魚は何でも旬のものを使う。下ごしらえは熱湯を潜らせて冷水へ。煮汁は魚と同じ重さの水分(水半分と酒半分)。魚の主さの1/10の醤油と1/20の砂糖が基本レシピです。

今日の魚は福井県産のめばるです。型の良いのが安値で手に入りました。ワタは取ってあります。

サッと水洗いしてキッチンペーパーで水気と拭いて包丁でお決まりの☓印を切って(ちょっと深く切り過ぎました。)味の浸み具合を良くします。

沸騰したら火を止めて魚をさっと湯に放ちます。

すぐ冷水で冷やします。ザルに対して魚が大きすぎて頭の方の実が少し崩れましたがメゲずに続けます。

魚の重さの半分の水200g(200ml)でも良いのですが。

魚の重さの半分のお酒200g(200ml)。
醤油は魚の重さの1/10の40g(40ml)。

魚の重さの1/20の砂糖10gを入れて混ぜて魚を入れて強火にかけます。

紙の落し蓋をのせましたが鍋に魚がうまい具合に浸ってくれません。強火で煮汁が泡立って紙の落し蓋の下でまんべんなく味が浸みる予定がこれではうまく行きません緊急事態です。

こうなると付きっきりで煮汁をかけ続けるしか方法がありません。

煮上がった魚を取り出して残りを少しトロみ出るまで煮詰めます。

大きめの皿に魚を盛って煮汁をかけて出来上がりです。

少し崩れてしまいましたが味はとっても美味しいです。

これは別の日に子持ちカレイで再トライしたものです。今度はヒタヒタです。


砂糖と醤油の量をちょっとだけ多めにしたらご飯の進む美味しい煮付けになりました。
・煮汁は魚の重さ=水1/2と酒1/2 醤油は魚の1/10 砂糖は魚の1/20。
・サッと火を止めた沸騰湯に魚を潜らせて冷たい水で冷やす。
・煮汁に魚を入れて落し蓋をして強火で炊き上げる。
・魚を取り出して煮汁をトロみが出るまで煮詰めて最後に魚に回しかける。

男性諸君!煮魚を恐れることなくチャレンジしてください。すごく美味しいのができますから。

●男のできちゃった料理 (004)~

●男のできちゃった料理 (142)~

 

コメント